2012年2月26日日曜日

プチミーティングのお知らせ

こんにちは。エコ学園祭ネットワークの森岡です。
プチミーティングのお知らせです。

2/5の会合で出たアイデアを深めて、学園祭のエコを活性化させていこう、ということで、現在二つのプチミーティングを企画中です。
興味がある方は、ぜひぜひ参加してみてください!
企画にかかわることで、エコ学を通じて自らの学園祭をよりよいものに出来るのではないかと思います。
以下、詳細です。

①キャンパス油田ミーティング

模擬店から出た油を集め、リサイクルを行う「キャンパス油田」企画についてのミーティングです。
昨年はキャンパス油田に10校程度が参加したものの、各学園祭間での連携が行われなかったためにアピール効果としては薄いものでした。
そこで、今年度は共同広報などを通じて連携を強化し、キャンパス油田をもっと世間にアピールしていこう、という内容です。
また、油の回収ノウハウの共有や、新しいアイデアの実現なども狙っていければと思います
。3月3日(日)の午前か午後に行う予定です。(場所未定)

②共同購入ミーティング

エコ学を通じた環境対策製品(エコ容器など)の共同購入についてのミーティングです。
昨年はエコ学を通じてエコアイ社製のエコ容器の共同購入を行いました。
一括大量仕入れを行うことで値段をもう少し下げることができるため、

エコ容器の共同購入以外にもやってみたいことがある!,
もっと安く仕入れたい製品がある!

という方は参加してみてください。
また1年間に1度しか使用しない学園祭の備品(例えばごみ箱)をエコ学園祭ネットワークで共同購入し、
出資した大学で使い回していくというアイデアも出ています。
こちらも興味がある方は参加してみてください。
日程についてですが、3月4日(日)、または3月8日(木)が現在の候補日になっています。
どちらかのミーティングに興味がある方は、当アドレス(ecofesta@gmail.com)、担当の森岡にまでご連絡下さい。
各アイデアの詳細については、当ブログの2/5の記事を参照してください。

参加お待ちしております!

一橋大学 森岡

2012年2月13日月曜日

2月5日の会合報告とエコ学の活動について



こんにちは、エコ学園祭ネットワークの森岡(一橋大3年)です。
遅くなってしまいましたが、先週の2/5(日)に本年度の第一回エコ学園祭ネットワークを開催しましたので、ここに報告させていただきます。

□会合報告
【日時】
2/5(日)の14:00~17:00
がんばれ!子供村 4F研修室
JR、東京メトロ、西武池袋線、東武東上線、池袋駅徒歩10分
アクセス:http://www.kodomomura.com/access.html

【参加校】
駒澤大学、法政大学、東京理科大学、一橋大学、上智大学、筑波大学、横浜市立大学、東京大学(駒場祭)、慶応大学(矢上祭)
総勢20名が参加しました!

【会の内容】

自己紹介、自分の学園祭を各自写真でプレゼン

エコに関する情報交換

エコ学を通じた新企画立案ワークショップ


□会合で決まったエコ学園祭ネットワークとしての活動
A.新企画立案について
・キャンパス油田の共同広報
→昨年はキャンパス油田に10校程度が参加したものの、各学園祭間での連携が行われなかったためにアピール効果としては薄いものでした。そこで、今年度は共同広報などを通じて連携を強化し、キャンパス油田をもっと世間にアピールしていこう、ということになりました。
 また、油を一般の方から集めるノウハウの共有や、新しいアイデアの実現なども狙っていければと思います。

・エコ学園祭ネットワークを通じた物品の共同使用
→1年間に1度しか使用しない学園祭の備品をエコ学園祭ネットワークで共同購入し、出資した大学で使い回していくという案です。
 例えばごみ箱であれば、例えば11月の学園祭シーズンにて、
1週目の土日→A大学の学園祭でごみ箱を使用
2週目の土日→B大学の学園祭でごみ箱を使用
3週目の土日→C大学の学園祭でごみ箱を使用
4週目の土日→D大学の学園祭でごみ箱を使用
といった形でごみ箱をリレーしていくことで、ごみ箱の購入費用を1/4に抑えられるのでは、というアイデアになっています。買いたい備品があるが高くてなかなか手が出ない…という学園祭にはお得な内容になると思われます。

・エコ学園祭ネットワークを通じた環境対策製品の共同購入
→昨年はエコアイのエコ容器をエコ学で共同購入していましたが、他にも何か購入できるのではないか、というアイデアです。一括大量仕入れを行うことで、価格が高めになる環境対策製品のコストを抑えることが可能になります。買いたい製品があるが、値段をもう少し下げて欲しい…という学園祭にはお得な内容になると思われます。

・新製品開発
→コンセプトとしてはまだ全く固まっていない状態なのですが、企業と協力して学園祭向けの新商品をつくってみよう、というアイデアです。実現すればかなりの話題を呼ぶかもしれません!「こんな製品が欲しい!」というものがあれば、気軽に当アドレスまで連絡してみてください。

B.コアメーリスの作成
以上四つのアイデアについて、各学園祭間で話を詰めていこう、ということになり、そのためにコアメーリスを作成して密に連絡を取り合っていくこととしました。
全体メーリスで流す情報としては頻度が高すぎることと、特定の会社や学園祭の情報を扱うことから学生のみのメーリスで情報交換を行っていきたいと考えたためです。
現在、筑波、青学(相模原祭)、東大(駒場祭)、慶応(矢上祭)、理科大、一橋がメーリスに参加しています。
上で述べた新企画については、コアメーリスで詳細を詰めつつ全体メーリスで報告という形になりますので、エコ学園祭ネットワークの活動に興味があるという方はコアメーリスに参加してみてください。

興味がある方は、以下の内容に記入をしたうえでecofesta@gmail.com(担当:森岡)まで連絡をお願いします。
【大学名/大学祭名】
【担当者名】
【担当者連絡先】
【興味があること】
【その他質問】

□各学園祭のエコに関する情報交換
20分×2回のグループディスカッション形式で、各学園祭間での情報交換を行いました。
参加者の方は活発に情報を提供してくださり、有意義な情報交換の場となりました。
以下、各学園祭の環境対策についてまとめたものです。

【自主法政祭/法政大学】
法政大学では、2年前まではエコ容器のリサイクルを行っていましたが、現在は企業からリサイクルをもうできないとのことで、行っていません。
現在はリサイクルできる新しいエコ容器を探しています。

去年にキャンパス油田を導入しようとしましたが、大学側から許可がでなかったので、今年度キャンパス油田の導入を検討しています。エコ学を通じて共同でキャンパス油田を実行できればいいと考えています。

法政大学の学園祭では、一部屋根のある屋外では段ボール製屋台のユニパルパレットを使っています。木材で屋台を作るよりも簡単で値段も木材よりも安いです。しかし欠点として雨に濡れると使えなくなります。

現状、法政大学での環境対策は大変少ないため、今年度はエコ容器の共同購入、キャンパス油田の共同広報などをエコ学を通じて一緒に行うことができればありがたいと考えています。

【矢上祭/慶應大学】
食品トレイはすべての参加団体にリパック(6種類)を利用してもらっています。(リパックを採用している理由は生協が大口契約をしているため融通が効くので。)
ただし、費用に関して新規参加の団体からの反発もあります。
またコップは一部サトウキビを原料としたものを利用し、それについては他のコップと分けて回収し、業者の方に返却しています。

【ソフィア祭/上智大学】
○容器
リリパック(フィルムを剥がすタイプの容器)を使用していたが、来場者の手が汚れてしまう、フィルム剥がしの説明が大変である、来場者が日常に実行できるエコ活動につながらないというデメリットがあった。
→今年度のソフィア祭ではリリパックに代わって、捨てる際には折りたたんで捨てることでゴミのかさを減らしエコにつなげるという廃材を使って作られたリサイクル容器の使用を考えています。この容器についてはクラウンパッケージという企業からお話をいただいていて、使ってもらえるならリリパックより単価は下げたいとのこと。
⇒エコ学を通じた共同購入を行うことで、さらに単価を下げれる可能性も!?

○環境への取り組み
ソフィア祭では、カーボンオフセット(学園祭で排出されたCO2量を植林などの形で0にすることを目指すという取り組み)を行っていて、この企画を他の学園祭でも行っていただけたらと思っています。多くの大学で行うことでパブ効果も期待できると思います。
また、筑波大学さんの様に自然豊かなキャンパスであったり、壁面緑化を行っている大学ではお金がかからずにエコを売りにする学園祭にできると思います。残念ながら上記2項目に当てはまらない上智では植林活動を通してカーボンオフセットを行っています。

2,3の大学との企画で去年度は打ち水をお台場で行いました。今年度はエコ学園祭ネットワークにおいても打ち水のような企画ができればと思っています。

○今後の展望
キャンパス油田の企画はエコ学の話し合いででたようにもっと大規模に行えればと思います。今年度ソフィア祭では学園祭当日の廃油回収の他、小学校、近隣、周辺飲食店、学内の食堂からの廃油回収も予定しています。昨年度廃油キャンドル作りを当日の企画として行いましたが、参加型のエコの企画としてはウケが良かったです。今年においても廃油キャンドル作りは継続する予定です。

【理大祭/東京理科大学】
・エコアイのエコ容器を使っている
・特にエコを意識する企画はない
・エコ容器の使用率は高い(部室がある団体が少なく、保管場所がないから)
・パンフレットに分別のページ

【駒澤祭/オータムフェスティバル】
我々が行っているエコ活動は大きく分けて4つになります。
・カーボンオフセットの実施(来場者のCO2分を植林、団体さんの利益の5%をもらう)
・模擬店団体へ間伐材割り箸を配布。現在容器は各団体で用意してもらっている。

・世田谷みどり33への寄付
これは先日の会合で言い忘れてしまったのですが、駒澤大学がある世田谷区が行っている緑化活動です。
HP:http://www.city.setagaya.tokyo.jp/030/d00017948.html
こちらに寄付をすることで、駒澤大学周辺の住民及び駒大生に還元される形でのエコ活動が出来ないかと試みたものです。

・エコサークル(10人程度)と一緒にエコ活動をしている

【雙峰祭(筑波大)】
2012年エコの方向性
⇒学園祭期間中のエコ活動をとおして、筑波大学内においての環境に対する認識を高める。

1)エコ食器
2011年ではバガスモールド(エコ‐アイ)を委員会として推奨した。
しかし、調理企画数約250に対し、使用した企画数は25であった。2012年は使用企画を増やしたいと考えている。
委員会内の意見としてはリパックを推していきたい。
リパックと従来の食器どちらがエコなのかを検討するとともに、エコ食器を変更することに関してのメリット・デメリットの把握に努めたい。
企画に対する無料もしくは減額配布をし、学生還元を図りたい。

2)キャンパス油田
2012年から初の試みとして導入したい。
コスト的な面も考慮し、是非ともネットワークと提携し実現したい
ただし、筑波大学は茨城県に位置しており、運搬等の距離的問題が存在する。
連絡や情報共有の手段を確立の必要性がある。

3)ゴミシフト(美化シフト)
環境サークルや企画に協力を要請しシフトを組んだが、全く機能していない現状である。
リ・リパック導入の可能性を考慮し、シフトの強化が必須となっている。
ちなみに、現在は7分別を行っている。

4)エコ企画
2011年では、フリーマーケットを行った。
2012年は、引き続きフリーマーケットを企画予定である。また、新企画として自転車発電を検討している。(2012年の企画については確定ではない。)

【横浜市立大/浜大祭】
環境ボランティアStep Up↑に全面的に委託して学園祭の環境対策を行っている。

①エコステーションの設置(来場者用ゴミ箱設置)
→構内6ヶ所に設置。燃えるゴミ、プラスチック、ペットボトル、缶・瓶、リ・リパック、割りばしの6種類のゴミ箱設置。

②リユースカップの使用
→飲料を販売する団体に使用を義務付け。使用後返却してもらい、再利用出来るもので、返却してくれたお客様には100円のデポジット。3日間で3000個以上使用され、98%の回収率となった。

③リ・リパックの使用
→食品を販売する団体に使用を義務付け。株式会社ヨコタ東北が製造したもので、内側にフィルムが貼られている。これを剥がしてから回収することで、洗浄のコスト削減になるとのこと。

④エコナビゲーター
→全出展団体から、学祭時にゴミの分別を呼び掛けるエコナビゲーターへの協力をしてもらっている。64団体から120人ほどのエコナビゲーターが参加。

⑤割りばし回収
→出展団体に樹恩の割りばしの使用を義務付け。

⑥油回収
→出展団体が使用した油の回収を行った。回収は横浜市のアイエーコーポレーション株式会社に委託。3日間で60リットル集まった。

ゴミステーションにはナビゲーター(実行委員+参加団体)がいる

【駒場祭/東京大学】
・一般企画にごみ回収をさせない→ごみステーション
・エコ容器(現在はバガス(サトウキビの搾りかす))
・強制ではない
・プラスチック容器が混入していて分別が大変
・どれが効果的なエコ容器か模索中
・企画への負担が大きい
・油缶を貸し出す
・ごみ集積場を一元化
・エコ企画
・堆肥

【青山学院大学・相模原祭】
・学園祭の方針としてエコの要素がある
・地元密着、回覧板などを活用
・「クリーンウォーク」という地域清掃活動がある(年2、3回)
・再利用できるゴミ箱を採用(プラダン)
・エコイベントなどで企業の協賛を積極的に狙う

【一橋大学・一橋祭】
★くにたち油田2011
 概要   ・キャンパス油田(株式会社ユーズ)に参加。
      ・模擬店だけでなく、来場者からも回収。油を持ってきてくれた来場者にはキャンドル(生協の廃油を利用して製作)をプレゼント。
      ・約200Lの油を回収
 広報活動 ・目玉企画として扱い、学園祭全体としての広報効果も見込む。
      ・朝日新聞や地元のFM局に出演→遠方の方からも油が送られてきた
      ・国立市の環境フェスタでの広報活動など、地域を中心とした広報活動を行う
・主なターゲットが高齢者なので、インターネットでの広報の効果は薄い?

【エコ学園祭ネットワークとしての共同広報】
・エコ学参加団体の宣伝をする。
・パンフ&ポスター展示
・電車などの中吊り広告
⇒みんなで出せば安くて済むはず!

⇔改善すべき問題点として、範囲や値段の設定が難しそう、ということが挙げられていました。

【キャンパス油田のこれからの展望】
共同広報をすることで効果UPを狙う
 ・回収量をまとめる
 ・電車の中吊り広告を共同で出す
 ・統一したパンフページ
 ・同じバナーをWEBに貼る
 などなど…

あとはキャンドルを使いまわす案などが出ました。