2010年8月14日土曜日

2010年 第3回エコ学報告



こんにちは、一橋大学の森岡です。

7日に一橋大学で行われたエコ学にいての報告です。

参加校

・産技祭実行委員会(都立産業技術高等専門学校)

・外語祭実行委員会

・工大祭実行委員会

・青山祭実行委員会

・立教女学院

・早稲田大学

・かえで祭実行委員会(東洋英和女学院大学)

・一橋祭運営委員会



<当日の流れ>

(1)エコトレー(eモールド)の回収とリサイクルについて(担当:目杉さん)

<企画趣旨>

エコアイで購入した非木材紙製のトレーを各学園祭が共同で回収し、古紙としてリサイクルする、というもので、「埋める場所はないが、環境に配慮したい」というキャンパスにはうってつけの企画となりそうです。

このプロジェクトは学園祭で使用した容器を古紙としてリサイクルする日本初(?)の試みとなるので、実現すれば注目度は高いと思われます。



→参加希望校が集まらなかったため、今年度は取り組みを断念することとしました。

そもそもe
モールドを使用していなかったり、使用していても他に回収業者が決まっていたりしていたので、早い時期からの動きだしと各大学への積極的な声かけが実現のカギとなりそうです。この企画に興味のある方、連絡お待ちしております!



(2)廃油の回収について(担当:渡辺さん)

<企画趣旨>
各学園祭でごみとして出ている油を回収し、リサイクルするという企画です。前回のエコ学で話し合ったところ、廃油の処理に手を焼く学園祭も多いとのことなので、実現すればより実用的な環境対策となるはずです。



→東京油田という会社が様々なイベントやお祭りで油の回収を行っているらしく、興味のあるキャンパスはその会社にお願いするという方向でまとまりました。相場は
3000円~10000
円くらいらしく、凝固剤を買うより安く上がる可能性もあるそうです。詳しくは別途のレジュメを参照するか、早大渡辺さん(take3@moegi.waseda.jp)
まで連絡してみてください。



(3)そのほか、話し合いたい議題

・エコ学の広報について

→「エコ学」という組織をどのように外部にアピールしていくべきかについてです。

「広報」としては、やはりエコ学WEB
の活性化が提案されました。具体的には各大学との相互リンク、議事録やそこで審議されたレジュメのアップなどが挙げられました。やはり積極的な更新が重要のようです。

なお、渡辺さんがエコ学のHPに各大学の環境対策への取り組みをまとめたページをつくってくださるそうなので、興味のある方は

・学園祭名
・開始日
・終了日
・学園祭HP
・主催団体名
・所在地
・最寄り駅
・環境対策実施団体
・環境対策について(詳しく)
・アピールの方法
を書いて、渡辺さん(take3@moegi.waseda.jp)まで送ってください。


参考:http://www.eco-2000.net/ecofesta/2008/2008link.htm



・次年度以降のエコ学について

→「広報」からもう一歩踏み込み、エコ学という組織にどのような役割を持たし、活性化させていくべきか、について話し合いました。

エコ学のいいところは、単なる情報交換に留まらずに、今回のエコトレー古紙化や廃油回収のようにさらに一歩踏み込んで行動に移せる実行力にあると思います。また議題が明確に存在することで、情報交換についてもより深い議論が出来ていたようです。

ただし問題点として、まずエコ学という存在がまだまだマイナーであることが挙げられます。このためにせっかくいい準備をしたり、いい企画のアイデアが思い浮かんでも、そもそも会議に来るキャンパスが
5~6
校であるため話が広がっていかなかったり、やる気のある人が出てきてもそれに協力できる人がいないというのが現状です。また、参加校が少ないために、業者や他大とのコネクションが少ないこともネックとして挙げられます。さらに今年について言えばエコ学が取り組みを始めたのが
6月に入ってからであったため、いい企画が出てきても時期的に各学園祭がそれを取り入れにくいという欠点もありました。

これらの問題点を解消するために、(次年度以降エコ学が存続するのであれば)引き継ぎをしっかりと行った上で、早めに新体制を立ち上げ、かつ環境対策に興味があったり、積極的に取り組んでいるキャンパスに協力してもらいたいところです。関東学園祭交流会の招待状にエコ学についての紹介文を乗せていただいたり、環境対策に積極的に取り組んでいるキャンパスに声かけを行うなどをしたいと考えています。興味のある方、ご連絡お待ちしております。



・グリーン電力構想・メタンガス発酵

→エコ電力を学園祭で使用する電力に利用するという企画で、メタンガス発酵とは学園祭のごみ(主に生ごみ)をその場で発酵させ、燃料にするという企画です。このような分野が得意な大学(おそらく理系)や業者とのつながりが持てれば、実現可能かもしれません。が、とりあえずは次年度以降の課題になりそうです。



・割り箸のリサイクルについて

→各学園祭ごとに情報交換を行いました。割り箸の回収とリサイクルには人的・金銭的にコストがかかったりするようね。マイ箸プロジェクトは環境に優しいですが、条例によっては衛生的にアウトな地区も存在するようです。



・eモールドのペレット化について

→eモールドを巨大な装置を用いてペレット(固形燃料)
にする装置を筑波大学が開発中らしく、今年度宮崎県に試験的に導入されるようです。近いうちに茨城県にも導入されるらしいのですが、その使用が可能なのは来年以降になるとのことです。

この話題を各学園祭で引き継いでいただけるとありがたいです。



・グループディスカッション

→今回は行いませんでした。



<次回の予定>

12月5日に青山キャンパスの予定。
議題は各学園祭の環境対策報告や、(実施されていれば)廃油回収企画に関するフィードバック、そして今年度のエコ学の反省とエコ学新体制について。興味のある方は必ず参加をお願いします。

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